声が出せない少女×心が読める少女の優しい世界、SNS発のコメディが単行本化
矢村いち「声がだせない少女は『彼女が優しすぎる』と思っている」1巻が、本日7月8日に発売された。
同作は、失声症の少女・真白と、不器用な少女・心崎を中心に描くコメディ。ある高校に転校してきた真白は声が出せず、人と会話するためにはスケッチブックに文字を書かなくてはならないため、周囲からは会話するのがめんどくさいと思われている。そんな中、クラスメイトの心崎だけは真白の気持ちを察してくれる存在だった。実は心崎は、人の心を読むことができる能力の持ち主。心を読めるがゆえに他人と関わることを避けていた心崎は、真白から「本当に優しいな」「大好き!」とまっすぐな気持ちをぶつけられ、変わっていく。単行本には描き下ろしエピソード「スケッチブック」「友達になりたい」も収録された。
「声がだせない少女は『彼女が優しすぎる』と思っている」は矢村がTwitterで発表した作品が、週刊少年チャンピオン(秋田書店)にて連載化したもの。またCOMIC ZIN、とらのあな、書泉、喜久屋書店、ゲーマーズ、メロンブックスではそれぞれ単行本の購入者に特典を用意している。